弊社には、肥満の方に対する特別な個別の体重の適正化プログラム(肥満の改善)があります。
このようなプログラムが用意されているのは、肥満の問題を抱えるクライアントさんが居られるからですが、食生活の問題だけでなく、オランザピンやリスペリドンなどの抗精神病薬を服用されていて、それが肥満の一つの要因になっていることがあるからです。
あまり知られていませんが、このようなお薬の中には、肥満の問題を生じさせるものもありますし、例えば、同じ抗精神病薬のアリピプラゾールのように肥満への影響が少ないお薬もあります。
弊社では、重い肥満の方にはお医者様と相談して影響の少ないお薬に変えてもらうようにお勧めしています。お薬を変えてもらうだけでもうまく肥満が改善していく場合もあります(ただし、お薬がとても本人にあっている場合は、変えていただけないケースも多いです)。
それでも肥満が改善しない場合は、弊社独自の特に認知をターゲットにした、システム的な体重適正化プログラムを実施します。心理テストなどをはじめとする総合的な分析を行って、ひとりひとりに応じた個別の体重適正化プログラムを提供します。
今までの効果ですが、プログラム開始時体重約100㎏台の方でも多くの方は、8カ月から1年後には平均して体重70㎏台前半までに減少します。無理なダイエットはしませんので、その後のリバウンドもほとんどありません。一般的な肥満のケースでは平均して8カ月ほどで、体重が各々の身長に対して適正化するケースが多いです。ただし女性の場合は、男性に比べて効果は少し落ちます。
保護者の方は案外、お薬の副作用としての肥満をご存知ない方もおられますので、肥満がひどいなと思われたら、まずお医者様に相談されることをお勧めします。それでもだめなら、弊社までご相談いただければ、お力になれるかもしれません。